5月の日記

5月17日、大阪にて「ヒルトンプラザ・アトリウム・コンサート」に出演致しました。

久し振りに、帰国した姉とこの会場で演奏させて頂けるのはとても嬉しい機会でした。

今回は~ドイツ・バロック春の風~と題して、ドイツの古楽作品ばかりを演奏しました。姉がドイツで学んできた成果をお披露目出来たと思います。

ヒルトンプラザのアトリウムはバロック音楽がとても似合う空間だと教えていただいていたのですが、教会のように天井に響きが突き抜け、爽やかな風の通る空間で気持ちよく歌うことが出来ました。

デュオではバッハの「ヨハネ受難曲」のアリア、ヘンデルの〈9つのドイツアリア〉など軽快な曲を中心に、ソロではヘンデルのオラトリオ「サムソン」よりLet the bright Seraphim in burnig rowやOmbra mai fu , Bist du bei mirなど好きな曲ばかりを演奏しました。

技術的にも難易度の高い作品が多く、古楽ならではの装飾など姉に助けを求めたことも多かったのですが、今回の演奏会は本当に勉強になったなぁと感じています。

何度も演奏してきた作品も、同じ時代の作品と並べることで新しい視点で見つめなおすことが出来たし、もっと技術面でも努力していきたいと強く思いました。

たくさんのお客さま演奏を聴いていただき感謝しております。


10日には「母の日のコンサート」を開催しました。こちらは音楽教室の中での小さな音楽会でしたが、少人数ならではのアットホームな会となったように思います。

母の日にちなんで、中田喜直作曲のおかあさんや、ねむの木の子守歌などやさしい雰囲気の曲を演奏しました。

身近な方々に演奏を聴いていただくことが出来、嬉しく思いました。


6月も姉との演奏会があります。コンサート情報をUPしておりますので、そちらもぜひお願いします!