4月の日記

先日は、宇治の三浦建設さまショールームにて歌わせていただきました。

約1年振りに音楽会に呼んでいただいたのですが、今回は日本歌曲ばかりを集め1時間ほどプログラミング致しました。

衣装は春らしい柄のお着物に、鍵盤柄の帯を合わせました。

初お披露目だったのは、山田耕筰作曲の〈風に寄せてうたへる春の歌〉です。4曲からなる短い歌曲集ですが、山田耕筰がドイツ留学を経て、ヨーロッパの影響を強く受け作曲したとてもドラマティックな作品だと思います。三木露風の詩も味わい深く、ちょうど春を迎える時期に歌うことが出来嬉しかったです。

ピアノソロもはさみながら、他には團伊玖磨作曲の3曲からなる〈抒情歌〉や、なかにしあかね作曲の歌曲集〈二番目に言いたいこと〉、木下牧子作曲の歌曲も取り上げました。

ピアノの蓋を全開のまま歌ったのは初めてです!〈風に寄せてうたへる春の歌〉などは、ピアノの伴奏にとても厚みがあるので少し不安もありましたが、お気に入りの作品ばかりを、ピアニストちゃんに支えられながら歌えた幸せな時間でした。

三浦建設の皆さまにもとても親切にしていただき、嬉しかったです。5月の音楽会には姉が出演予定ですので、ぜひご来場くださいませ。

今日、約2年のドイツ留学を終えて姉が帰国します!5月6月の演奏会が続々と決まってきておりますので、またコンサート情報をUPします。