姉妹旅

お盆にオランダとベルギーを旅してきました!この日の為に一生懸命働いてなんとか忙しい7月を乗り切り、思いっきりリフレッシュしてきました。

ドイツに留学中の姉と、オランダ・アムステルダムのスキポール空港で待ち合わせることとなったこの旅行。初めてのKLMオランダ航空の飛行機は直行便なので疲れませんでした。

11時間ほどのフライトを終え、ゲートを出ると約8ヶ月ぶりに会う姉の姿が。もうこれで旅の不安はなくなり、2人で姉のフルートの師匠のお宅へ向かいました。先生(オランダ人)にはドイツで一度お会いしたことがあるのですが、今回姉と旅行する旨を伝えると快く自宅に2泊させていただけることになりました。美味しい手料理、アムステルダム観光などとてもお世話になりました!


アムステスダムの観光船に乗って、ボートハウスを眺めたり名所を巡りました。オランダの名物はハーリング!ピクルスと一緒に食べるのですが、とっても美味しかったです。

お土産屋さんにはチューリップの球根がたくさん。オランダは国土の4分の1もチューリップ畑があるそうです。

ゴッホ美術館にも行きました。実際に見るゴッホの絵は塗り重ねられた絵の具がでこぼことしていて、とても迫力がありました。有名な「ひまわり」も間近で見られて大満足でした!先生が事前にネット予約してくださったお陰でなんとか入れましたが、ものすごい人と行列でした。

アムステルダムに2泊した後は、先生とお別れしてベルギーへ移動。ブリュッセルを目指しました。

ベルギーと言えばワッフル!私はクリームとチョコたっぷりのワッフルを選びました。記事のさくさく具合が驚きのおいしさでした。ブリュッセル行きの一番の目的は、2年に一度3日間開催されるフラワーカーペットを見ることでした。

ブリュッセルのグランプラスに一面、花びらで絵が描かれています。到着したのは前夜祭の日だったので、まだ花びらを敷き詰めカーペットをつくっている様子を見ることが出来ましたが、もうほとんど完成していました。今年はトルコカーペットをモチーフにしているそうです。

ディナーはやはり名物のムール貝を。バケツいっぱいに蒸されたムール貝は忘れられない美味しさでした。


次の日はアントワープに移動。アントワープは駅に着いた瞬間甘い香りがただよっていて、建物も美術館のようです。

「フランダースの犬」の舞台、ノートルダム大聖堂に向かいます。

到着した時はちょうどミサの途中で、聖堂内の写真が撮れませんでしたが、ルーベンスの作品を見ることが出来ました。

この日は祝日らしく、とても早い時間にそこら中の店が閉まってしまい晩御飯難民になってしまいましたが、なんとか駅の中でフライドポテトを買い食べました。

そして最後の夜はまたアムステルダムに移動し、スキポール空港近くのおしゃれなホテルに泊まりました。ショッピング、観光を楽しんで、空港でディナーを食べた後は空港の売店で見つけたおつまみを買って帰り(枝豆・焼き鳥など日本のものも売っています)、ホテルでゆったりと過ごしました。

最終日はフライトの前にハーリングの食べおさめ。おいしいものにたくさん出会った旅でした。

やはり今回も姉に頼りきりで英会話のレッスンに通っている成果はほとんど出せませんでしたが、オランダもベルギーも多言語が通じる国で、聞こえてくる言葉の変化も楽しかったです。


帰国後は、「魔笛」を歌わせていただく機会がありました。

以前にも「ヘンゼルとグレーテル」のハイライトで出演させていたいただいた発表会のゲスト出演で、2台ピアノの伴奏に合わせてパミーナ、夜の女王、パパゲーナの3役を歌いました。

女声の登場人物は全てソプラノなので私は大変ではなかったのですが、共演のテノールくんはパパゲーノ(バリトン)、モノスタトス、タミーノ(テノール)を見事に歌い分けていました。

各登場人物が分かるようにとのリクエストだったので、かぶりもの作りも楽しんでやらせてもらいました。パパゲーノ&パパゲーナがお気に入りです。