10月の日記

5日に、「秋のトリオコンサート」終演いたしました。

ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました!

2年以上も名無しのトリオだった私たちですが、古都・京都出身の3人によるアンサンブルということで”COTORIO”(コトリオ)という名前で活動することとなりました。

COTORIOとして初めてのコンサートをたくさんのお客様に温かく見守っていただきとても嬉しかったです。ありがとうございました。


今回のコンサートではトリオだけではなく、ソロ、初めての挑戦となるデュオも演奏いたしました。

デュオで選曲したのは、イギリスの作曲家 ヴォーン・ウィリアムズによる「2つのイギリス民謡」です。ヴァイオリン1本の伴奏による歌曲で、素朴ながら新鮮な旋律が、会場の響きに溶けていくような感覚がありました。

ソロでは、初めて「抒情歌」を3曲続けて演奏させていただきました。美しい、としか言葉の出ない音楽と、懐かしさが染み出てくるような詩・言葉を歌うことについて考える日々でしたが、もっと密度のある演奏が出来るよう時間を重ねていきたいと思います。

トリオでは、前回のコンサートで好評いただいた ブラガ:天使のセレナーデをはじめ

アダン:ああ、お母様聞いてちょうだいの主題による変奏曲、バッハ:主よ人の望みの喜びよ

など、様々に演奏させていただきました。

アンケートでは、アンコールで演奏した”赤とんぼ”や日本の四季の歌にご好評をいただき、あらためて邦人作品を演奏することの大切さを感じました。リクエストに、私たちには思いつかないアイディアや、いつか演奏したいと思っていた作品まで様々な曲名を書いていただき、私たちにぴったりと合う音楽を想像したり、今後の道筋を示してくださるお客さま方に感謝の気持ちでいっぱいです。


26日は、「中京区認知症フォーラム」にて歌わせて頂きました。

会場は出身校である京都堀川音楽高校のアリーナでした。とても大きな体育館なのですが、自動で座席が組まれホールのような形にもなります。

私が卒業した旧校舎には体育館がなかったので、とても新鮮でした。

私たちは電子紙芝居のBGMを演奏したのですが、音楽療法の講演にも参加させて頂き、音楽が人の心に与える力を全く違う視点で感じることが出来、目から鱗の落ちる思いでした。


また、実際に会場のお客様とも一緒に歌うことで、音楽によって会場の空気ががらりと変わることを実感しました。

中京区認知症連携の会の方々を始め、お世話になった皆さまと充実した時間を過ごさせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、先日トリオコンサートを終えたばかりのCOTORIOの3人で、プロフィール写真の撮影に行ってきました!


これまでは個人のプロフィール写真や、演奏会後に撮って頂いたスナップ写真を使用していたので、きちんとスタジオで撮影するのは初めてです。

もう1バージョンあるのですが、そちらはまた別の機会にお披露目します。衣装を白で統一して、柔らかい雰囲気で撮って頂きました。次回のトリオコンサートは2月の予定です。

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