7月の日記

初めてフェリー演奏のお仕事を頂き、1週間旅に出ておりました。
新日本海フェリーさまの、すいせんという船に乗せていただき、敦賀と苫小牧を往復する船の中で演奏しました。全長224.5mの大きな船で、夏休みイベントとしてのコンサートだったのですが、船内は帰省や旅行のお客様でにぎわっていました。車を積んで船で移動する方が多いようです。


ピアニストちゃんと泊まったお部屋です。テレビは衛星放送しか映らないので(携帯の電波も入らない時間がほとんどです)、パソコンを持ち込んでDVDを観たりしていました。

    

 左の写真、正面のテレビの前が舞台になっていて、土日は立ち見のお客さまもいらっしゃいました。1日に30分の公演をする以外は自由に過ごせるので、船の外の景色を楽しんだり、食堂でご飯を頂いたりしました。海産物が美味しく、ご飯の時間が楽しみでした。

天候の悪い日は少し酔いましたが、だんだんと船での生活にも慣れ、余裕を持って演奏できました。目的地に到着しお客さまの帰られた後は、次の日に演奏する曲の練習をさせて頂くことが出来、とてもありがたかったです。

ご褒美のように停泊の日が一日あり、苫小牧で観光も楽しめました。その日以外は船の外に出ることもなくずっと海の上で過ごしましたが、露天風呂や映画上映など楽しみが色々ありました。コンサートの後はお客さまとお話しすることも多く、中には行きも帰りもご一緒できた方もいらっしゃいました。敦賀から苫小牧へは約20時間の長旅ですが、ゆったりと楽しむ時間も良いものだなぁと早速フェリーが恋しくなっています。

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