3月の日記

アクティスドリームコンサート Addio Aktis~実行委員長ふたりによるコンサート~が無事に終了致しました!

19歳の頃から実行委員として関わってきたこのコンサート。今日で実行委員長を卒業しました。長い道のり、もう一人の実行委員長である佐渡ちゃんとともに満期まで頑張ってこれたこと、たくさんのお客さまとコンサートを支えて下さった方々に温かく見守って頂きながら今日の日を迎えられたことに、言葉に尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

もうひとつ嬉しかったのは高校からの仲良しのクラリネット奏者くんが賛助出演してくれたこと。つい2週間ほど前に、留学先から帰国していた彼に会い、急遽3人での演奏が決まったのです。大切なふたりと演奏出来て、すごく嬉しかったです。


実行委員会に参加して半年もしないうちに、30回記念のガラコンサートがありました。その後も節目節目の記念コンサートに出演し、ドリームコンサートのためにつくって頂いた新曲の初演やミュージカルの上演、チェンバロを使ったコンサートも開催させて頂きました。

そして昨年の3月に迎えた100回記念コンサート。東日本大震災の直後に行われたこのコンサートは忘れられない経験となりました。


今日の私のプログラムは

伊藤康英/和合亮一:貝殻のうた、明けない夜はない、あなた

『夢から醒めた夢』より 愛をありがとう

震災から1年が経ち、ソロでは、震災以後につくられた作品を歌わせて頂きました。ツイッターで福島の詩人、和合さんがつぶやいた詩に音楽をのせた3曲。読めば読むほど言葉が心に響きます。

そして、愛をありがとうは実は前委員長が卒業コンサートをなさったときから、自分の卒業の時には歌おうと決めていた曲です。

そしてそして、アンコールはシュトラウスⅡの春の声!気持ちが高ぶってしまってえらいことになりました。次に、クラリネットを交えてふるさと。

まだやるんかいと思われたかもしれませんが次は、椿姫の乾杯の歌を3人で!

いつもは40分のコンサートですが、溢れるおもいを演奏にしたら今日は65分やってしまったようです・・・新実行委員長たちのお披露目もし、すごく幸せな気持ちで終演出来ました。

企画部の皆さんには本当にお世話になりました。コンサートだけでなく日記もながーくなってしまいましたが、アクティスで支えて下さった皆さまにありがとうを!今後もアクティスドリームコンサートを応援して下さいね。私たちも今後は少し離れたところからではありますが、見守っていきたいです。ドリームコンサートはソリストとしてはばたく音大生のためのコンサート。卒業したからには益々はばたかなければ!