1月の日記

11日に、けいはんなプラザプチコンサート「姉妹で奏でる声と笛~武満徹の世界~」が無事に終了いたしました。

コンサートを支えてくださった皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

吹き抜けのロビーに、素敵なピアノが置いてあります。音響も良く、お客さまが入られてからは特に音が飛んでいくのを感じました。平日のお昼間に満員のお客さまが来て下さってびっくり!けいはんなプラザさんでは毎週コンサートが行われていて、地域に定着したコンサートなんでしょうね。

今日は姉と、武満徹の作品を集めて30分演奏させて頂きました。

トリオでは〈めぐり逢い〉〈小さな空〉の2曲を。〈めぐり逢い〉は私には音域が低すぎるのですが、フルートの音色にぴったりのあたたかいラブ・バラードです。〈小さな空〉は大好きでコンサートでも良く歌う曲。この曲は武満徹自身の作詞ということもあり、情景がすっと心に浮かびます。

ソロでは、〈恋のかくれんぼ〉〈島へ〉〈昨日のしみ〉〈明日ハ晴レカナ、曇リカナ〉の4曲を。どれも歌詞が気に入って選曲しました。声の力み癖が出てしまって、言葉の良さやリズミカルなメロディーを表現し切れなかったのが反省ですが、アンケートにあたたかいお言葉を頂いて嬉しかったです。


着物風の羽織が付いたドレスは、日本のものを演奏するときに重宝しています。


今月、とあるホテルの宴会場で、とある会合のコンサートに姉と出演させていただいた時にも、同じドレスを着ました。

約1時間のコンサート。トリオでは、シャミナーデ作曲の〈肖像〉や〈アメージング・グレース〉などを演奏し、ソロでは〈浜辺の歌〉と、リスト作曲の”O lieb so lang lieben kannst”を歌わせていただきました。リストは初挑戦で難しかったですが、有名な〈愛の夢〉のもとになったとてもきれいな歌曲です。

パーティーのお仕事の嬉しいところは、演奏の後にお食事を頂けること!この日も美味しいコースをご一緒させて頂きました。